シングルゼロとダブルゼロの違いはペイアウト率

ルーレットは「ヨーロピアンルーレット」と「アメリカンルーレット」という2タイプに分かれています。

オンカジ二等兵でもシミュレーションに使っているのがこちらのヨーロピアンルーレットです。
特徴としては、ホイール（回転盤）に36個の数字と「0」がひとつだけあるところです。
「0」がひとつだけあるルーレットなのでヨーロピアンルーレットはシングルゼロとも呼ばれています。

ヨーロピアンルーレットのペイアウト率（期待値）は97.30％です。

そしてもうひとつのルーレットがアメリカンルーレットです。
特徴としては、ホイール（回転盤）に36個の数字と「0」の他に「00」があるところです。
ヨーロピアンルーレットと違い「00」があることからアメリカンルーレットはダブルゼロとも呼ばれています。

アメリカンルーレットのペイアウト率（期待値）は94.74％です。

はい。そうなんです。アメリカンルーレットはヨーロピアンルーレットと比べた時にペイアウト率が低いので、勝率が高くプレイヤーに有利なヨーロピアンルーレットの方が注目されてしまうんです。

アメリカンルーレットとヨーロピアンルーレットの違いは「0」と「00」の他に数字の並びが違うところです。
これが勝利に結びつくという方もいるのですが、正直なところ、回転盤のレイアウトの違いが勝率を上げるかというと、微妙なところなんです。

でもアメリカンルーレットには選択する価値のあることがもうひとつだけ残っています。

アメリカンルーレットの中にはサレンダーというアクションを利用できるタイプがあります。
サレンダーは「赤or黒」「奇数or偶数」「ハイorロー」などに賭けて「0」か「00」が出た場合、賭け金の半分が戻ってくるものなのですが、これがあるルーレットであれば、プレイヤーに有利なんです。