最大配当144倍のフラワーベット法

9枚のチップを花形に置いて賭けるフラワーベット法について詳しく説明しますね。

フラワーベット法は、1～36までの数字の中から1つの数字を選び、その数字を囲うように全部で9枚のチップを賭けるベット戦略です。

フラワーベット法の手順は簡単。一度見ればすぐに覚えられます。

まずは本命の数字を選びます。今回は説明する時にわかりやすいように17を選びました。
これだけだと、一点賭けのストレートアップベットになります。

次に、本命の数字の上下左右に、2つの数字を同時に賭けれるスプリットベットで賭けていきます。
今回は17を本命の数字に選んだので、17と上下左右にある数字でスプリットベットしていきます。

最後に17の4つ角にベットすることで、17が入った4箇所のコーナーベットに賭けることができます。

チップの配置は以上です。簡単でしょ？

フラワーベットのエリアにボールが落ちた時の配当ですが、1ドルベットでの最小配当は9ドルになります。

この4つの数字はベットエリアが重複していないので、このエリアにボールが落ちても9倍にしかならず、全部で9ドル賭けているので、±0で利益にならないんです。

フラワーベットの効果を実感できるのは重複エリアの数字にボールが落ちた時なんです。

本命の上下左右にある数字（14・16・18・20）には、9倍配当のコーナーベットが2つと18倍配当のスプリットベットが重複しているので（9倍配当 × 2）＋ 18倍配当 ＝ 36倍配当で、このエリアにボールが落ちれば、36倍の配当を手にすることができるんです。

そしてフラワーベットで賭けたエリアの中で一番高い配当を叩き出すのは本命の数字です。
本命の数字には36倍配当のストレートアップベットの他に、9倍配当のコーナーベットが4つ、18倍配当のスプリットベットが4つ重複しているので（9倍配当 × 4）＋（18倍配当 × 4）＋ 36倍配当 ＝ 144倍配当で、フラワーベットの中央にある数字にボールが落ちれば144倍の配当を手にすることができるんです！

フラワーベットの配当と確率は下記の通りです。

フラワーベットの一番のデメリットは、他のベット戦略と比べても勝率が高くないことです。
例えば勝率86％の2コラム2ダズン法と比べても、勝率24.3％のフラワーベットの勝率はイマイチなんです。

フラワーベットの勝率だけで考えれば、4～5回中1回は当たるという計算になりますが、1ドルベットした場合でも負ける度に9ドル（約1,000円）の損失を出すことになるので、フラワーベットで勝つには資金力が必要になってしまうんです。

デメリットが目立ってしまうフラワーベットですが、メリットもあるんです。

一番のメリットは本命の数字に当たった時の配当倍率が高いことです。

フラワーベットの効力を最大限に感じるには中央の数字を狙うしかありません。
そこで勝利のポイントになるのは本命の数字選びなんです。

ルーレットを30回以上空回しして、1回も出てこなかった数字を狙うのもいいかもしれませんし、空回し中に2回出た数字を狙うのもいいかもしれません。

空回しで本命の数字を選ぶことができても、フラワーベットは当たる確率がとても低いので、他のアウトサイドベットと組み合わせてリスク回避する方法が一番おすすめの戦略なんです。

例えば、フラワーベットとダズンベットを組み合わせることで、外れた時の損失額を抑えることも可能なんです。

このように、フラワーベット法は外れる確率も高く、ギャンブル要素が強い賭け方ですが、狙った数字に自信があれば、試してみる価値のあるベット戦略なんです。